さまざまな経験を経てカタチになったものには、いつまでも変わらない普遍の価値が あります。 2008年に立ち上げられた1960年代のデザインを現代に復刻させるプロジェクト「60 VISION」に賛同。 第二次世界大戦という厳しい時代を乗り越え、洋家具の大量生産という新たなチャレンジを始めた 昭和20年代後半。 その頃の日本は世界に通用するスタンダードに情熱を注ぎ、シンプルで品質が良い普遍的な デザインが生み出されました。 代わり続ける時代だからこそ、変わらない価値。それこそがマルニ60の「ロングライフデザイン」 のコンセプトです。
ロングライフデザインが愛される理由として流行に左右されない、スタンダードデザインのシンプルな魅力があります。飽きのこないデザインが世界的にも見直されてます。 またマルニ60はノックダウン(組立式)の先駆者として確かな品質の商品を「組立」という形で推奨しています。これは永く使っていくうえで、お客様ご自身でのメンテナンスを行いやすく、また、パーツでのお買い足しや修理・交換などもしやすく、「ロングライフ」でお使いいただく為に追及した機能性です。
1928年に設立した「昭和曲木工場」を前身とし、1933年「マルニ木工株式会社」は誕生しました。それから長い時間を経て、私たちを取り巻く環境や情勢は変化しています。様々な価値観やこだわりなどが生まれる中、普遍的な価値を届けるべくMARUNI60が誕生しました。MARUNI60は1960年代に製造、販売をしていた「みやじま」と呼ばれる商品の復刻を軸とし、時代に流されない長きにわたって愛される商品を製造しています。