お部屋をコーディネートする際に、意外とお問合せが多いのが
「ラグの選び方」についてです。
リビング、ダイニング、寝室・・・。
それぞれのお部屋での過ごし方や、置いてある家具が違うように、
そこに敷く「ラグ」も素材や大きさなど、最適なものが異なるのです。
お部屋の中で占める面積が多く、
おしゃれなお部屋を完成させる重要なポイントともなる
「ラグ」の選び方について本日はお届けいたします。
素材・織り方について
サイズだけでなく、ラグの素材や織り方も使用するお部屋の用途に合わせて選びましょう。
素材 | 毛足とテクスチャー | |||
ウール | 優れた天然繊維でふんわりとした質感と通気性や保温性がよいのが特徴。冬暖かく夏涼しい。 | カットタイプ | 毛足の先端をカットしたもの。 毛足の短いものをプラッシュタイプと呼び、ソフトな踏み心地。 毛足の長いものをシャギータイプと呼び、肌触りがよく装飾性が高い。 | |
綿 | 肌触りがよく、日本人の肌に合う | ループタイプ | 毛の先端が輪状になったもの。耐久性に優れ掃除がしやすい。 | |
アクリル | 羊毛に似た感触を持つ合成繊維。 保温性・弾力性に富み、吸水性が少ないため汚れが付きにくい。発色性にも優れ鮮明な色に仕上がる。 | フラットタイプ | 表面の仕上がりがフェルト状や平織になったもので、実用的な場所で多く使用される。 | |
レーヨン | 木材のパルプを原料にした繊維。吸湿・放湿性がよい。シルクのような光沢感があり、肌触りも良く、高級感がある。 | |||
ポリエステル | 丈夫で形くずれしにくく、しわになりにくい素材。摩擦に強く、耐熱性に優れている。濡れても乾きが速い。 | |||
ポリプロピレン | 軽くてナイロンに似た特徴がある。安価なため幅広く用いられる素材。 |
一般的なラグのサイズ
BICASAで販売しているラグで、
お取り扱いが多いのは以下のサイズです。
①100㎝ × 140㎝
②140㎝ × 200㎝
③200㎝ × 200㎝
④200㎝ × 250㎝
「我が家にぴったりなのはどれ?」
とお悩みの方、使うお部屋、合わせる家具や過ごし方に合わせて選んでみましょう!
お部屋ごとの選び方
[リビングで使用する場合]
家族がくつろぎ、ときにはお客様をお通しする、
お部屋の中でもメインスペースとなるリビング。
今回はソファに合わせる場合のサイズ選びについて見ていきましょう。
ソファに合わせる場合は、
ソファの幅よりも一回り大きいサイズのラグを選ぶと
バランスよく収まります。
3人掛けのソファの一般的なサイズは、
幅 180~190 ㎝ 前後 となりますので、
合わせるサイズは 140㎝ × 200㎝ がおすすめです。
また、コーヒーテーブルを合わせるなどして、
床にも座ることが多い場合は、
200㎝ × 200㎝ もおすすめしていますので、
リビングでの過ごし方やライフスタイルに合わせて選んでみてください。
また、お好みの色柄・デザインはもちろん、長く使える耐久性や、肌触りにもこだわって選びたいですね。
ウールやポリエステル素材のタイプがおすすめです。
ダイニングで使う場合
食べこぼしなど汚れも気になるダイニングスペースでは、
レーヨン製など汚れにくい素材をお選びください。
織り方はあまり厚みのないループや平織りタイプがおすすめです。
また、素材選びも大切ですが、
適切なサイズを選べば椅子の出し入れなどで床が傷つくのも防ぐことができます。
そう!
椅子の引きしろを含めて、テーブルのサイズから50~60㎝の余裕を持ったサイズ選びがポイントとなります。
4~6人掛けのダイニングテーブルの一般的なサイズは、
幅 120㎝~180㎝ 奥行 70㎝~90㎝となりますので、
合わせるサイズは 200㎝ × 200㎝ がおすすめです。
おしゃれにコーディネートしたお部屋で、
汚れや傷などを気にせずにお食事を楽しみたいですね。
ベッドルームで使う場合
心身ともにゆったりと休め、気持ちよく朝を迎えたいベッドルームでは、
心地よい肌触りと落ち着いたカラーがおすすめです。
ベッドから降りた際に床に足が直接触れないよう、
ベッドサイドに敷くなら
100㎝ × 140㎝
または
遊び心のある円形サイズなどもおすすめです。
お部屋・使い方に合わせたラグ選びを
リビング・ダイニング・ベッドルームと、
3パターンのお部屋でのラグの選び方をご紹介いたしました。
おしゃれなお部屋作りの仕上げに、
サイズ・素材など最適なラグ選びの参考にしていただけると幸いです♪
もちろん
BICASAではインテリアの専門知識豊富なスタッフがアドバイスさせていただきますので、
迷ったり悩んだりし際はお気軽にご相談くださいませ♪